子供に戻りたいと願った大学生の時

みなさんも一度は子供に戻りたいと思った事はありませんか。
私は大学生の時に何度も何度もそう願いました。

私の大学生生活は、狙っていた推薦も落ち、第一志望どころか第三志望の大学にも入れず、自分のことを落ちこぼれだとレッテルを貼りながらのスタートになりました。

あの頃に戻れないか、もっと勉強しておけばよかった。
あの子に告白すればよかった、もっと色んな人と遊んでおけばよかった。

意外と、いつでも、やり直せる事に気付いた夏の話です。

大学3年生の夏、ゼミナールで「川沿いでドッチボールしないか」という企画があがりました。正直、今更ドッヂボール?小学生がやることじゃないか、と思っていました。レポートや就職活動が山積みでやってる暇なんてないと、断っていました。

後日ゼミナールの先生から何故か私は叱られます。
「くだらない事も一生懸命にやれないで、社会人になれるのか」
くだらない事で意味が無い事だからやらないんですよ、と言い返していくと
「つまらない人間だね」と言い捨てられました。

癪に障って、しぶしぶ川沿いのドッヂボールに参加することになりました。
元々体を張ってまでゼミナールに参加することはなく、積極的に参加するゼミ生からはあまり良い目では見られていませんでした。

当日、朝早く起きたくないけどドッヂボールのために早く起きて、準備して出掛けて行く。あいにく、8月の上旬、カンカン照りの良い天気になってしまいました。
川沿いに行くまでにも大量の汗をかいてしまいました。運よく大学の友達も一緒に出てくれたので、会話には困りませんでした。「しょうがない、あのゼミの先生に言われたりゃ仕方ない」と二人で慰め合いつつ、会場に着きます。

ドッヂボールを小学生ぶりにやると、意外と楽しくて、全力でやっていました。
まるで子供の頃に戻ったかのように、無邪気にやっていました。
小学生の時、いつも最後まで残るのは自分でした。もう今更そんな事言っても誰もこっちを向いてくれないと思ってそんなエピソードを言うタイミングはありませんでした。
そうすると、一緒に来た友達以外のゼミ生からも話しかけられます。
ドッヂボールよく避けれるね、そんな話から大学の話、恋人と話・・・と交流を深めて行きました。

たかがドッヂボール…とは思っていましたが、しょうもない事も全力でやってみたら意外と楽しいという大事な事を学びました。
「子供に戻りたい」と思う事はあっても、本当に戻ろうと行動していないだけで、いつでも、簡単に戻れるんじゃないか、と思っています。